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Indigo Idea
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さくらん。 桜、ん。  花魁。
TSUTAYAの利用頻度は3ヶ月に一回。(すくない?)
行ったときに10本くらいガリッッとカリル。
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今日はそのうちの一本。「さくらん」
監督:蜷川実花
原作:安野モヨコ
音楽:椎名林檎
主演;土屋アンナ
この名の連ねかた。
「どう?わかるでしょ?この気分?」そういうオーラでてませんか。
それこそ花魁道中みたいな迫力と絢爛な空気ビシバシ。

きっと林檎が好きな人は「花魁」に心掴まれるはず。
モデルなおかつROCKな土屋アンナだって絶対範疇だ。
紙風船みたいにカラフルな色。お洒落。
独特の世界観の写真家 蜷川実花だって。

しかし、安藤政信が渋くていい男です。「キッズリターン」「サトラレ」の少年が残るような男の人の印象が強かったので。あんまり台詞はないけど、目の奥や押し殺したような表情が「旦さん、しびれるねえ、渋いね。男だねえ。」って感じです。特に終盤〜ラストシーンはぐっと来た。

さくらがキイになっていて、冒頭からエンディングの落としどこまで、2時間の枠にまとめた展開だったと思われ。(原作読んでないので比べようがないけど、逆に良かったのでしょう)
話の筋の複雑さや深さ、難解さもとめる映画とは違うとおもうし。だって見せ場は、「きらびやかさ」この一言に限るでしょ?

映像は本当に写真の作品集のような(写真集以上、映画としての価値があったかはやや微妙だけど)極彩色。音楽のPVのような情感を感じ。音楽は林檎濃縮還元。味や色は違うけど、「シカゴ」「ムーランルージュ」とか、女たちがメイン張るミュージカル映画的な感じもありんす。

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by natsuko419 | 2007-12-05 19:19 | Movie
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