gggにて
Helvetica forever: Story of a Typeface ヘルベチカ展
2/28(sat)迄
仕事にて本当にお世話になっている書体、
Helveticaです。
やはり人気はすばらしく、会場はにぎわっております。みんなこの赤いフラッグをデジカメやらケータイで撮影しています。
壁面には各国の多様なポスター。名だたる企業のロゴたち、ルフトハンザとか3MとかBMVもうきりがない。書体が使われた商品などは黒いトランクに納められていて、タイトルはバゲッジタグ。もちろんHelveticaで刷られてます。(日本語以外はね)
これほど美しくて実用的なのはちょっとない。広い媒体に対応できる癖のないプレーンできれいなタイプフェイス。学生の頃「綺麗な書体とそうでない書体」って先生にいわれてもピンとこなかった未熟者でしたが、ようやくちょっとは見分けられるようになって来たワタクシです。組版まだまだへなちょこ。あああ修行が足りない。
リクルートの
G8にて
The 87th Art Directors Club Annual Awards
第87回ニューヨークADC展
2/27(fri)迄
これはもう、どの出品作品も鳥肌たちます。
その発想。コンセプトとか企業の姿勢とかマチやヒトを巻き込んでいくその世界観とか。
こういうADが打てる会社って、やっぱりホンモノ。そりゃお金もかかることだし、このご時世あっけなくカットされる部門ですね、広告とか販売促進って。
でもね、ちゃんと世界にメッセージを発信できるってその心意気。商品や会社のなかにユーザーと「コミュニケーションしたいよ!」ってコトがないとさ企業としてスカスカじゃないか?
FedexとかVolks Wagenはいつ見てもいい広告うってるなあ。ひとひねり、驚きと発見。ユーモア。
街中を媒体にしたインスタレーション的なものも多いし、それらがおもしろい!とブログに取り上げられたり、設置の過程がYouTubeにのせられたり。もっともっと繋がっていく。
いい広告は利益とか対費用効果とか企業のいやらしい香りなんて微塵も感じさせない。
愉しかったり、感動したり、あるいは痛切にこころに刻まれたり。
いちおうその業界にいる身としてトリハダモノの刺激をいっぱい貰いました。
エプロン 連邦環境省による風力発電の公共広告は
「power of wind」ショートフィルムのようです。今月のpenにも載っています。
しかしこのふたつのギャラリーは日曜休みなのでご注意を!
(ワタシは過去に2度くらい誤って日曜に出かけたことがあります、、、)
Rankingよろしくどうぞ