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Indigo Idea
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松本にて  松本城と城下町〜郷愁〜 
松本市は大きいのですが松本城を中心とした城下町は、かなりギュギュッと中心に集まっているようです。故郷盛岡のお城と古い街が残るエリアのぱらぱらとした感じに比べてですが。旅先にいつも城下町や蔵、旧家を選ぶのは、興味深いし、懐かしい、落ちつく、生まれた街に近いものがあるからでしょう。

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お堀にはまだ幾つか蓮の花が咲いていました。そのお堀をわてってすぐ左に天守閣に入る赤い橋。その右奥に松本市博物館(以前は民族資料館)が配されています。

余談ですが、帰宅して読み直した「からくりからくさ」にはこんなシーンがあり、ますます確信が深まります。
—城の資料館というのは蓮の群生で有名なお堀を渡り、二手に分かれた砂利道を指示板通り右に言ったところにあった。ちなみに左は天守閣へ向かう道である。—

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お城をでて女鳥羽川へ向かっていくと程なく「ナワテ通り」に到着です。
明治以降に松本城の外堀を埋め立て、多くの露店がならんでいたのに発するようです。
2001年に全面改装した昔の町並みを再現した商店街。(改装前は普通の建物だったのかしら??)蛙モチーフがいたるところにぴょこぴょこみぴょこぴょこ。蛙と女鳥羽川の向こう側が「中町商店街」です。

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中町・蔵シック館」は無料で内部を見学できます。
タタキの上は立派な梁が天窓まで吹き抜けてで見ることができて圧巻です。
明治21に建てられた「大禮酒造」の母屋・土蔵・離れを現地に移築したものだそう。
中町通りは土蔵造りの町並みがつづいています。


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なまこ壁(黒に白の模様)の蔵は大火の被害を抑えるためです。
(川越の町並みもそうでしたね。)
松本民芸家具の「中央民芸 ショールーム」もあります。

こうして思うのは、移築してきたり、新しくするときも守る工夫をしているのですよね。盛岡のとぎれとぎれぶりは本当にもったいないことです。(さすがにマンションも建ったりなんだりで、どこもかしこもというわけにはいかないが)一本の通り単位では街の美観、街の醸す雰囲気を整えているのです。



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by natsuko419 | 2010-09-26 20:13 | Traveling
松本にて  旧開智小学校〜縁は異なもの〜 
旅から戻りました。
とても驚かされ、胸の奥がぐぐーっとなることがあったりしました。

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—前段
長くからの友人の好きな作家さんで梨木香歩さんという方がいます。
「西の魔女が死んだ」の著者でもあります。
映画化もされたので、読書好きでない方もご存知かと。
友人は「からくりからくさ」が大好きでして。わたしも「からくりからくさ」とペアになる「りかさん」という作品を両方読んで、とても好きになりました。なんて深く複雑なのに、こんなにも透明な清々しい気持ちになる物語のだろうと。

「りかさん」は、りかさんという市松人形とようことおばあちゃん。人形たちの世界。
「からくりからくさ」大人になった蓉子(ようこ)は染色を勉強中、織りを勉強中の友人紀久と与季子と、鍼灸を学びにきたマーガレットとりかさんとをめぐる物語。


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松本に着いて、一番はじめに見学したのが「旧開智小学校」という
重要文化財にもなった小学校校舎です。
小学校の名前を掲げるのはちょっと和風な天使(の彫刻)です。

それまでの寺子屋の教育から近代教育へと変わっていった場所。
明治維新をうけて廃仏毀釈で廃寺となった全久院跡地につくられた。
擬洋風建築の校舎は明治9年4月に竣工。
教育法も建築も当時の最先端を行く学び舎だったのでしょう。

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どっしりした手すりや階段、扉の植物模様。ギヤマン(色ガラス)の窓。オルガン。
洋をまねたなかにでてしまう和。

開校のいきさつや、その時代の授業内容などが展示され、細やかな建築を「ふむふむ。へー。」と眺めては写真をとりつつ順路を進みます。

「子供たちの遊び」というような主旨のガラスケースのなかに『青い目の人形 Jeanちゃん』とその『おともだち(市松人形)』というコーナーがありました。青い目の人形は小学校のそばにある松本幼稚園に寄贈されたもので、宣教師シドニー・L・ギューリックが、日本の『雛祭り』という習慣を知り、人形を通じて日米親善をはかろうと贈ったものです。


ここで前段とつながるのですが、


「りかさん」は正に旧家のお雛祭り(雛壇に一緒に飾られるあらゆる人形たちのもつ不思議な話)と、宣教師から贈られた青い目のママドール、(戦争中に「日米親善の象徴」人形は酷い方法で処分されてしまう話)を大きく取り上げたお話だったからなのです。


わたしは驚いたような、嬉しいような、ジーンときたような、なんとも感激でした。
「からくりからくさ」も「りかさん」も好きだったとはいえ、物語の背景を調べるようなことはしなかったし、具体的にどこだという地名は作中にはされていませんでしたし。

からくさのように何がどこで、繋がり合い、巡り会うのか、ほんとうに縁というのは異なものです。
友人がこの本の話をしてなければ。自分も読んでみたいと思い、実際に読了してなければ。松本にいってなければ。。。。

このぐーっと胸にせまる気持ちは、やはり「からくりからくさ」と「りかさん」を読んだ方にしか伝わらないのかな?こうして記事に書けども、心もとないです。
そのうえ珍しく長文なってしまいました。でも伝えずにいられないのが人の心ですな。


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by natsuko419 | 2010-09-25 19:18 | Traveling
川越えて 小江戸情緒
小江戸 川越いってみました。
多部未華子ちゃんの朝ドラ「つばさ」のロケ地でもあります。
何故かさつまいも系のお菓子が沢山あります。


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鬼瓦、黒しっくいの壁、黒光りする梁。蔵造り町「一番街」。
大火にそなえたどっしりした商店が沢山あります。
カブの看板は漬け物屋さん。商いにまつわるデザインの看板は江戸っぽさ満点です。

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「今何時でい?」
江戸の昔は鐘つき守が時を知らせていた「時の鐘」です。
いまは機械時けで午前6時・正午・午後3時・午後6時の1日4回鳴ります。

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小江戸とは全くかんけいなさそうな、ランチにいただいた「ごちゃき」です。
焼うどん、カレーかけ、オムレツのっけ。カレーの翌日にぜひ実践してみたいB級グルメです。
検索してもでてこないのでこのおみせ限定かも。。。



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by natsuko419 | 2010-09-20 22:54 | Traveling
3331
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朝晩は少しはからっとしてきましたが、気温に関わる記録更新ニュースに「やだよー」と相づちを入れてます。こう暑いとめっきり出不精でしたので、これはいかん。
先週末は後輩ガールを誘って「3331 Arts Chiyoda」いってきました。
ここは旧練成中学校をリノベーションしてできたアートスペースです。
この日は練成中学校の同窓会がひらかれてたらしく、母校の新しい姿をツアーするおじさまおばさま方で賑わっていました。中学校のリノベ。。。世田谷のIIDみたいですね。

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校舎といえば階段と踊り場と鏡です。鏡は登ってくる人と降りる人の衝突防止対策なのでしょうか?

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教室だった壁一面の日本地図にはポストイットでその土地の情報がもりもりです。アナログーグルマップみたいですね。インスタレーションやギャラリー、ショップなどスペースの借り手によって、教室は様々なかたちにかわっています。

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球技万歳だった屋上は今、はじっこに菜園がもうけられたり、サボタージュ気分にしみじみひたれます。
夕暮れの校舎を下校気分であとにしたのでした。



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by natsuko419 | 2010-09-07 23:05 | Design and Art