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村上龍「ライン」
電話線やビデオのケーブルの中の信号が見えてしまうユウコを軸、文字通りっラインのように、どこか崩れている人々の紙一重な危うさ、痛さ、を繋いで、ドキュメンタリーっぽい。
綿矢りさ「インストール」
第38回文藝賞受賞。女子校生で受賞。
主人公も女子高生。らしい視点。悩んでてもちょっと淡白な感じで今っぽい。
石田衣良「アキハバラ@DEEEP」
池袋ウエストゲートパークといい、街のエネルギー、今の気分や空気を掴み、主人公たちの個性が深く、展開もスピーディー。
吉田修一「パークライフ」の話を日比谷公園の記事に書いてから、『トウキョウ』 『ゲンダイ』っぽい空気感の作品が読みたくなってまして。気付けば何となくディジタルな選定でした。いずれもインターネット。都会(東京)。現代。人との距離。が比重をしめている感じです。
一月にある人は言った。ディジタルBlog Ranking